休日を最高に満喫できる!佐賀の観光は吉野ヶ里歴史公園で1日中遊ぼう!

「弥生人の声が聞こえる」

という言葉をテーマに吉野ケ里遺跡や発掘された遺物を保存、展示してある公園が平成4年に誕生した。

佐賀、神崎群に広大な敷地を持つ、大人から子供までをも虜にする公園。それが吉野ヶ里歴史公園である。

竪穴式住居の中からキメ顔でこんにちは!もふまん(@neet.me)です!

暇だなーなんて思って佐賀方面を車でぶらぶらしてたら吉野ケ里歴史公園の看板が見えてきたので入っちゃいました!

暇つぶしにちょうどいいかな。という軽い気持ちでしたが、めっちゃくちゃ楽しかったので記事にします。

ちなみにこの写真は自撮りなのですが、ピント合わないしセルフタイマーに間に合わないし他にお客さん来て恥ずかしかったし穴があったら入りたい!って思ってもここ穴の中だし。

この写真に至ってはもう首無くなっちゃってますからね。自撮りって大変。写真撮ってくれるお友達作りはもっと大変。

さて、前置きが長くなってしまいました。それでは吉野ヶ里歴史公園を紹介していきましょう!!

吉野ケ里遺跡を満喫しよう!

こちらが入口になります。ゲートでお迎えしてくれるのは公園のマスコットキャラクター『ひみか君』です。

マスコットキャラクター『ひみか君』

吉野ケ里歴史公園が「東背振村」「三田川町」「神崎町」の3町村にまたがって出来てることから、それぞれの頭文字である「ひ」「み」「か」を取り「ひみか」という名前が応募と関係機関の意見により決定したのだそうです。

平成10年に全国よりマスコットキャラクターを募集し、応募の中から公園の基本テーマである「弥生人の声が聞こえる」にふさわしい作品を選定しました。最終決定したマスコットキャラクターを公表し、平成11年に名称の募集を開始し、応募の中から関係機関の意見をふまえ「ひみか」と決定しマスコットキャラクター(兄)が誕生しました。

さっそく園内へ!

入場券の買い方が分からずあたふたしているところを、スタッフの方がすっごい親切に教えてくれました。すでに心は吉野ケ里に惚れきってます。

吉野ケ里歴史公園のスタッフの皆さんは当時の衣装を再現している制服を着用しているので雰囲気満載です!タイムスリップしたみたい!!

というわけでワクワクしながら入場して進んでいくと、物騒な杭がたくさん生えてました。

当時のセキュリティシステムは残酷だった事を痛感させられます。セコムのほうがまだ敵も安心して攻め込めたよな。

さらに進んでいきますと藁?なにかの干し草で作られたイノシシがいて、その場に居合わせた知らないおじさんと声出してビビりました。

さらに進んでいくと、屋根が転がってました。家の部分だれかに盗まれたんかな。

劇的ビフォーアフターも驚きの屋根しかない物件は『竪穴式住居』といって縄文人の手によって考えられた建築物です。

当時、頑丈な壁を作る技術がなかった縄文人は「んじゃ、地下に部屋つくればいいんじゃね」という結論にいたりこの竪穴式住居が完成しました。

この竪穴式住居は自然の摂理的にも良く、平地と比べて温度の変化が少ない地下に居住スペースがあります。

平地に作ると雨が溜まってしまうので小高い丘などに作っていたそうですよ。

冒頭でのハンサムな写真の使い回しですが、こちらの竪穴式住居は「北の一家」をモデルにした住居らしく、農業のかたわら、麻布や絹布の生成をされていたようです。

驚きなのはなんといってもコレ。なんと食事が出来る竪穴式住居があるんです。(食事できる住居、出来ない住居がありますので住居内にあるプラカードを確認しましょう。)

タイムスリップ気分を味わいたい方はここで食事したら絶対楽しいと思いますよ!さすがに、僕は一人でご飯食べる精神力はなかったので諦めましたけどね!友達欲しいよぅ!!

高床式建物です。たぶん倉庫なんだと思います。写真撮るのに夢中で中見てません。

たくさんの体験プログラム!

吉野ケ里歴史公園では歴史に基づいた様々な体験プログラムを受ける事が出来ます。

  • 勾玉作り体験
  • 鏡制作体験
  • 組ひも体験
  • 火おこし体験

などなど…。たくさんの体験プログラムが用意されています。

リンク:吉野ケ里歴史公園 体験プログラム

勾玉作り体験をやってみたよ!

その中でもなんといっても有名なのはこの勾玉作り体験!こんな面白そうな体験、やるしかない…!!!

中に入ると家族連れと若いカップルしかいませんでしたが、そんなのお構いなしに

もふまん
最強の神器『MAGATAMA』が欲しいんだ!
(訳:勾玉体験をしたいのですが)

と受付の人に告げると。

受付のおじ様
よくここまでたどり着いたな。小僧。ここに3色の石版がある。今のお前なら選べるはずだ。
(訳:いらっしゃい!こちらの3色の石の中から好きな色を選んで下さいね。)

と言われるので、自分の直感で選びましょう。

勾玉作り体験
所要時間:40分~2時間前後
対象年齢:小学生高学年以上(小さなお子様は保護者同伴で体験を受けれます)
最終受付時間:閉演時間の1時間半前まで。
参加費:選ぶ石の色によって変わります白、緑は200円。ピンク、黒は250円です。

こちらが用意された道具は勾玉の原石、そして原石を削るデカい石、スタイリッシュなえんぴつ。以上です。不安しかありません。

もふまん
えっ、これだけですか。

と驚くと、可愛らしい女の子スタッフが丁寧に作り方を教えてくれましたが、スタッフの女の子が可愛くて作り方が頭に入ることはありませんでした。可愛いって罪ですね。

写真右側に見切れていますが、勾玉の作り方という案内があったのでそれを頼りに削ります。

えんぴつでこんな感じにマーキングをします。それでデカい石でマーキングした勾玉の外周を削っていくわけなのですがこれまた大変。

石で指が地味にこすれて痛いし、必死で石を削る僕を見るカップルの視線が痛いけど、石も割と柔らかい材質だからどんどん削れて勾玉の形になっていくんです!!なんだこれ楽しいぞ!!

受付のおじさんに見守られながら、必死に削ること1時間後。

めっちゃ綺麗な勾玉出来ました。

スタッフの人が様子をときどき見に来てくれて分からないとこも解決し、無事完成です。

展示室で歴史に触れる

ここ、吉野ケ里歴史公園にはなんと展示室なんてのもありまして遺跡から発見された物を展示されてありました。縄文土器や、弥生土器など歴史好きな人はもちろん、そうじゃない人だって興味を持って見学できると思います。

僕は、歴史はあまり詳しくなければ興味も薄い方なのですが

なんだこれくっそカッコいい。

いくらレプリカとはいえ厨二心をくすぐるフォルム。これを片手に持って草原を駆け回りたい。

当時の衣装を再現されてあるようです。男性の衣類に袖がないのは狩猟がしやすいようになのかな?女性の衣類はすごく華やかですね。いつの時代も女性は美しさを追求されてたんだなーと思いました。

顔ハメパネルもあるぞ!

さらに顔ハメパネルまで用意されてる周到さ。

顔ハメが大好きな僕ですが、さすがにひとりでは顔ハメできないので諦めました。

 

 

でも諦めきれないので家に帰って無理やりハメてみました。

 

 

『追い詰められた敵兵の最後の光景』的な物も作ってみました。

物見櫓もカッコイイ

2015年度、僕の大好きな建物コンテストで見事、僕の目に留まり優勝した物見櫓です。天気がいいです。

登ってみました。吉野ケ里歴史公園すごく広いです。あと天気がいいです。

当時の人はここから見張りなんかをやってたのでしょうね。思ったより堀の数が多くてビビりました。入口だけかと思ってた。

王様のお家に突撃取材!

さて、最後にご紹介するのはこちらです。

こちらの住居は「王の家」です。文字通り王様が住んでいた家を再現されているそうです。

ちなみにこの写真は案内して頂いたスタッフの方に撮って頂きました。髪型がだいぶ危険なことになってますがそれは勾玉が生み出した幻覚ですのでお気になさらず。それでは中へお邪魔してみましょう。

中に入った瞬間めっちゃビビりました。

王様いらっしゃいますやん。奥さんと団欒してますやん。

さすがは王様の家。基本的な構造は同じですが、他の竪穴式住居とは違い至るところに豪華さが散りばめてあります。

王様と婦人と僕の奇跡の3ショットです。上司の家に招待された新入社員感がすごいです。

またもやスタッフの方が気を利かせて撮影してくれました。王様達との撮影ですので緊張して正座しちゃいました。表情もどこかぎこちなくなっていますね。

吉野ケ里楽しいぞ!!

以上で僕の佐賀、吉野ケ里歴史公園レポートを終了したいと思います。

実を言いますと、今回ご紹介したのは、ほんの一部で実際はかなり広いです。家に帰って公式ホームページを見て愕然としました。子供たちが遊べる古代の原ゾーン植物館、その他いろいろありまして、めっちゃくちゃ広いです。

入場した時間が遅く、勾玉作りにこだわってしまったのもあり。全体を回ることが出来ませんでしたが、とても楽しい経験をさせて頂きました。

体験プログラムを除けば必要なお金は入場料、駐車料金だけですし、1日まるまる楽しめるので佐賀に遊びに来た方にはぜひ寄って頂きたいですね!施設の整備もされてあって障がいをお持ちの方でも安心して頂けるようです。広い園内を周るバスもあるのでしっかり楽しめる事間違いなしですよ。

次回は時間に余裕を持ち、全体をゆっくりと見学したいと思います。皆さんも今年の夏は吉野ケ里歴史公園で勾玉を作ろう!

吉野ケ里歴史公園のアクセス/公式HP

 

スポンサーリンク







ABOUTこの記事をかいた人

mofman

89年生の福岡県民です。最近はシイタケ栽培にハマってます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA