二度と浮気はしないと心に決めた失恋エピソードでも語ろうか?

出会って1分。初対面のおじいちゃんに「あんたは顔から性格の悪さが滲み出とるね。」とお褒めの言葉を頂きました。人を出汁が染み出た大根みたいに言ってんじゃねーよ俺はおでんか。「チクワみたいに中身の無い男ですからねwww」ってやかましいわ。冥途の土産にダチョウ倶楽部ヨロシク熱々のたまごをそのシワだらけの口にブッこんでやろうかこんのクソじじい。

この記事を執筆し始めたのはたしか2016年の夏頃だったと思うのですが、いつの間にか2017年の1月になってました。今年もどうぞモフログを宜しくお願いします。

さて1月といえば、そろそろ夏の開放感と有り余る性欲に身を委ね、勢いだけで付き合ったカップルが破局を迎える時期だと思いますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?フラれた奴、息してる?

出会いがあれば別れもある。悲しいかなこれが世の定めでございます。その中でも若かりし頃の思い出として残っていくのは「恋人との別れ」ではないでしょうか。喧嘩、気移り、遠距離。互いの為。別れのシチュエーチョンというのも挙げればキリがないくらい存在すると思います。

終わりよければ全てよし。嫌な思い出が多くても互いが納得するような円満な別れ方が出来れば時が経って笑える日が来ることでしょう。逆にどんなに幸せな交際をしていても別れ方が一方的だったり喧嘩別れしたりと、望ましくない別れ方であれば思い出すのも辛い記憶になってしまいますよね。

そこで今回は「こんな失恋はイヤだ」というお題のもと僕の失恋エピソードでも書いていこうと思います。

そもそもなぜこんな記事を書く事になってしまったかについてはすでに公開から半年を経過しているこちらの記事をご覧ください。

参考2016.6月モフログ運営報告の会 -水無月京都二人旅-

失恋エピソードを大発表!

何年も前のことだし、記憶が曖昧になってるんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、良い記憶よりも悪い記憶の方が案外覚えているもんです。今となっては完全に笑い話ですが、当時の僕は打たれ弱かったので立ち直るのにもしばらくかかりましたね。

落ち込んでいても前に進む事なんてできないので、今後の恋愛に生かすため自身の悪い部分と向き合い、今後の恋愛にむけて成長していかないといけません。それではエピソードをどうぞご覧下さい。

「趣味は人それぞれ」

当時の僕は過去の恋愛を引きずっていました。自分から別れを告げておきながらも引きずるなんて女々しいやつです。

そんな僕の姿に見かねた先輩がこれでも見て、元気出せよ。「涼宮ハルヒの憂鬱」を貸してくれたのをきっかけに、ドップリとオタク趣味に走っていました。さすがにエンドレスエイトの話では発狂しかけましたね。

ヲタ活(オタク活動)の一環として各地で行われる即売会にも参加するようになった頃に出来た彼女がA子でした。彼女との出会いはイベント会場で買い込んだ同人誌を入れていた袋が破けてしまい、困っていたところを助けてくれたのがきっかけです。

一緒に会場を巡ってお礼に晩御飯をご馳走して、それから互いの都合がつく日は会うようになりました。A子はどちらかといえば隠れオタクで、見た目からはとてもオタク趣味があるようには見えない人でした。

というかメイクはバッチリだし身長も高いし明るめの茶髪だし、最初に会った時は絡まれたかと思ってめっちゃ怖かったです。

A子とは共通の趣味がある事から、話題に困る事もなく好きなアニメや漫画なんかをオススメして貰ったり、それなりに楽しい日々を送っていました。

しかし過去の恋愛を引きずっていた僕は、ダメだと分かっていても過去の彼女とA子を比べてしまい、そういった態度が表に出てしまう時もあり、些細なことから喧嘩になる事も多くなりました。

いつからかメールだって週に1度返ってくるか来ないか。そんな日々が1か月程続いたでしょうか。

「ごめんね。別れよう。」

やっぱりこうなるよな。別れが近い事なんてもちろん分かり切ってましたし、たいして驚きもしませんでした。むしろ自分から言い出せなかった情けなさに苛立ちすら感じます。

「分かった。」

なんとなく文字を打つ手にも力が入らず、たった4文字がすごく重く感じました。短い間とはいえ、いろんな場所に行ったり深夜のファミレスでオタク話に花を咲かせたり。いろんな思い出が入り混じって不思議な気持ちと寂しい気持ちが押し寄せてきました。

「終わったかー。」なんてわざとらしく言葉に出し、ケータイを閉じようとしたときに、もうA子からもう1通メールが来ていることに気が付きました。

「やっぱ、あの同人の趣味はないわw」

僕はそっとケータイを逆パカしてそのままiPhone4sに機種替えしました。

 

「二兎追うものは」

これは僕が思春期に少年から大人に変わった時のエピソード。冒頭から失礼しますが、16歳の僕はとにかく女性に飢えていました。恋愛の何たるかも分かっていない(これは今でも分からんかも)ケツの青いガキだったころのお話しです。

僕の通う高校はほぼ男子校。むさい男子生徒しかいない僕のクラスでは1輪の花も咲くことは無く、体育の授業後には異臭騒動が起こる程でした。他クラスにいる数少ない女子はヤンキーと仲良くしてるし根暗な僕は声をかける勇気なんかありません。

ことの始まりはある日の部活の休憩中の事。

「MOFMANさぁ、○○高校の女子からアドレス聞かれたけど教えても良い?

もちろん断る理由などどこにも存在せず、秒速で連絡先を教えてもらいました。そこから他校の女子K子との交流…といってもメールや電話だったのですが、とにかくこれが後に僕の恋愛感に深く関わるキッカケになります。

K子は1歳下の子で文面では僕の事を先輩と呼んでくれてよく笑っている印象でした。女子の口から発せられる「先輩」という言葉だけで軽くご飯3杯おかわりできると思いましたがそこまで行くと人道を踏み外しかねないのでおかわりはしませんでした。

ずっと気になっていた「なぜ僕のことを知っているか」について聞いてみると、部活の市内大会で出場していた僕がカッコよすぎたので、僕のゼッケンをみて高校と名前を調べ、連絡先を知っている先輩に声をかけたとのこと。今なら眼科を受診することをススメたいのですがこの時は「ああ、なんて俺は罪深いんだ」とうぬぼれていました。

「友達も先輩に会いたがってるので今度あそびましょー(/・ω・)/」

乗るしかない。このビックウェーブに。

 

そして約束の日、K子達が通う高校のそばにあるカラオケボックスで集合することになりました。

こっちの兵隊は僕と後輩1号、後輩2号。向こうはK子とギャル子、清楚な子(以下、清子)の3対3。

女子3人の印象はこんな感じです。

K子
メールや電話ではとてもかわいい印象だったのですが、実際に会うと落書きを消した後の消しゴムみたいな人でした。なんというかこう顔に疲れが出ているというか、目の下のクマが凄すぎる印象しかありません。どこからそんな元気が出て来るの?もうやめて。家で休んで。と言いたくなる程に無駄にテンションが高くて怖かったです。先輩と呼ばれてときめいた自分を殴りたい。
ギャル子
見た目は髪なんかも染めててなんか怖い。目合わせると絡まれそうだし普通に生きてたらこういう人と絡むことはないんだろうなって位ギャル。そのテカテカ光ってるベルトどこに売ってるんですか?変身してショッカーと闘っちゃうんですか?実際話してみるとすごく周りに気を使ってくれる良い子。

清子
スリムだし黒髪だしよく笑ってくれる。服装もシンプルで素敵!っと思ったらなぜにベルトだけ光ってんだよ。なにそのエナメル素材。流行りなの?絶対ギャル子の影響受けたろお前。今すぐお店に返してきなさい。自宅は片道40kmもあるのに目標があってこの高校に進学したとのこと。なにこの頑張り屋さん。泣けるわ。

K子の相手は後輩1、2号に任せつつも僕はギャル子と清子のメアドを手に入れる為、男性ファッション誌に載っていた男のモテ会話術を心の中で読み返し、普段より低い声を出して男らしさを演出しつつ繰り広げていました。

後輩2号
(先輩!ギャル子ちゃんめっちゃ乳でかい!)

うるせー2号。帰っても良いぞ。

努力の甲斐もむなしく、ここ数日間寝る間を惜しみつつ読みふけった男のモテ会話術は10分程度でネタ切れを起こしメアド交換も当然出来ることなく。気づけば僕も後輩たちとMEGARYU「夜空に咲く花」を歌ってこの日のカラオケは幕を降ろしました。

後輩1号
へへっ!俺らK子ちゃんとメアド交換しましたよ!!先輩あざっす!

ああ、俺の方こそ一緒にMEGARYUを歌ってくれてありがとう。またMEGARYU歌おうな…。

この日は自分の不甲斐なさと会話の引き出しの無さ、そして男のモテ会話術なんかデタラメだということを学習し、僕は一つ大人へと近づきました。

カラオケから数日後、ギャル子からメールが届きました。なんでもK子からアドレスを聞いたとの事。願ってもないチャンス。即座に返信し僕はまた「男のモテ会話術」を読みふけりました。

この日以降、部活をサボって学校帰りにはギャル子や清子ちゃんと3人で遊ぶ日々が続いていました。自然と清子ちゃんともアドレスを交換して、休日には2人きりで遊んだりもあったり、実はK子ちゃんと後輩1号がいい感じだという情報も手に入れたりと充実した毎日でした。

最初のカラオケから3ヶ月ほど経ち、2人と遊んでいく中で2人の好意が僕に向いていることに気づきました。でもギャル子と清子ははたから見てもとても仲が良いことがわかる親友。僕がどちらかと付き合ってしまっては2人の友情が崩れることは明白だとわかっていましたが、所詮は性に飢えた高校生男子。目の前の欲望に勝つことなんかできませんでした。

だいたい学生の頃なんか大した理由もなく人のことを好きになってしまうもんです。相手が可愛いから、優しいから、乳がでかいから。

巨乳派が正義とされ、貧乳派が悪とされる。男だらけの教室ではいつしかこんな排他的思考が根付いていました。少数派に付いていては先の長い高校生活で生き残ることはできない。そんな意識が脳のどこかにあったのかもしれません。

2人とも好きだった僕は、苦渋の決断のもと胸の大きいギャル子と付き合い始めました。清子にはしばらくしたら付き合っていることを正直に打ち明けよう。

そんな思いを抱きつつギャル子と過ごしていくうちに、清子とのメールの回数は減っていきました。

あれは街の花火大会の日。僕が男の子から、男へとメガ進化と遂げたその日、清子にギャル子と付き合っていることを打ち明ける覚悟を決め、後日いつも会っていた公園に清子を呼び出す事にしました。

学校が終わり、久しぶりに会った清子はなぜかとてもスキンシップが多く、肩に頭を乗せてきたり膝枕してきたりと甘えてくるのです。そのたびに僕はぶっ飛びそうな理性をコントロールし己の欲望を抑えました。

それでも清子が触れるたびに僕の心が語りかけてくるんです。

僕の心
君ってさ、実は貧乳が好きなんだろ?触っちゃえばいいじゃん

僕は答えます。

「違うよ。僕は巨乳派なんだ。貧乳を触ったところで興奮なんかするわけないじゃないか」

やれやれ。そう言いたげに手を振りながら僕の心は言いました。

僕の心
それは机上の空論だ。君は旅をせずに世界を語るのかい?

我に返った時には僕と清子の衣類は乱れ、手にはすっぽりと清子の胸が収まり、うっとりとした顔の清子が僕に微笑んでいました。

 

とんでもないことをしてしまった。どうしようどうしよう。自宅に帰り「男のモテ会話術」を見てもそんな答えはどこにも載っていません。欲望に負けた罪悪感。貧乳もイイね!なんて思った背徳感、なによりギャル子への申し訳ない気持ちで僕の心は溢れかえりこの日は眠れない1日を過ごしました。

翌日、正直にギャル子に打ち明けよう。そう思った矢先に「今日、いつもの公園に来て」ギャル子からメールが届きました。もうバレてんのかよ…。

呼び出された公園に行くと泣きながらうずくまっているギャル子の姿がありました。普段勝気なギャル子でも、泣くんだな。不思議と冷静になりギャル子の泣く姿を見ていました。なんて声をかければ良いんだろう。いくら考えても頭は回らず、ようやく口に出せた言葉は

「ゴメンね。」

これだけでした。

ギャル子
なんで?なんで清子とあんなことしたの?

そんな風に問いかけられたと思います。言い訳なんてしても余計に悲しませるだけだ。僕は正直に自分の欲望に負けてしまったことを打ち明けました。

ギャル子
1回だけじゃないっちゃろ!?清子に全部聞いたもん!

ん?おかしい。確かに僕は清子と過ちを犯してしまった。でもそれは後にも先にもあの1ラウンドだけだぞ。

「えっちょい待っ「どうせ私とも遊びやったっちゃろ!くそヤリチ○死ね!!」

僕はなにも言い返せず、走り出したギャル子の背中を立ちすくんで見ることしかできませんでした。

俺が悪いのはもちろん分かっている。でも一体清子はなにをギャル子に吹き込んだんだ?言い知れぬ不安が僕を襲いました。放心状態でベンチに座り、がくりとうなだれながら無意味にケータイを開いては閉じ、開いては閉じ。気を紛らわせます。

「先輩、最低ですねー(笑)」

ハッと前を向いた僕の前にはそう言って去っていく清子の後ろ姿がありました。

 

おまけ

この記事を書くにあたって、過去の恋愛をいくつか思い出してみました。今となってはどの恋愛も笑い話ですが、記事が長くなりすぎる為2つのエピソードを紹介しました。

この他のお話しも書いていましたが、なんか書いてて辛くなってきたのでボツにします。

2つ目のエピソード「二兎を追うものは」以来、浮気は一時の快楽だけで、これまでの幸せが崩れ去るということが分かりました。後日談を少しだけ紹介します。

後輩1号から聞いた話によると。実は清子はギャル子の事を良く思っておらず、ギャル子の事を陥れたいが為に僕に近づいたと知りました。それを聞いてもどうすることもできないでいるうちに。清子、ギャル子は学校を辞めたそうです。いつの間にかギャル子と付き合った後輩2号も僕に何も告げることなく学校を突然辞めました。

このエピソード以降、この先どんな誘惑があろうと浮気だけは絶対にしないし、もし恋人とは別に好きな人が出来てしまったら半端な気持ちを残さずに別れを告げようと決めました。

綺麗事でまとめちゃいましたが、これで僕の失恋エピソードを終わりたいと思います。みんな!浮気はダメだぞ!!